■ 02 着色 【肌】 ■
 次はいよいよ着色です。私はまず肌から塗っていきます。
■ 下地 ■





 最初に、着色に使わないような色で「下地」のレイヤーを作成します。
 私は大体濃い緑色を「下地」にしています。
Q 下地って何?
 明るい色を塗る時に必要になってきます。





 こういう風に明るい色は、ちゃんと塗っているように見えて塗り残しがあるので、「下地」があると一目でわかります。
■ 肌ベース ■





 「肌ベース」のレイヤーを作成して肌を塗っていきます。
 塗る時も鉛筆で塗ります。
 肌レイヤーは大体一番下になるので、特にはみ出しを気にせずに塗ります。
 キャラの外にはみ出る分はきちんと消します。
■ 肌影 ■





 「肌影」のレイヤーを作成し、「肌ベース」にクリッピングして肌の影を塗っていきます。
 影は思い切ってはっきりくっきり塗っていくようにしています。
Q クリッピングって何?
 クリッピングは、クリッピングしたレイヤーで描かれている部分しか色がのらなくなる機能です。
 私はクリッピングに非常にお世話になっています。
 今回の場合で言うと、「肌ベース」で塗っている部分にしか、色がのらなくなります。


 クリッピングしている状態


 クリッピングしていない状態

 クリッピングの方法は、レイヤーの上にある「下のレイヤーでクリッピング」をチェックするだけです。
 ただし、クリッピングしているレイヤーにクリッピングすることはできません。
 例えば、下のようになっている時は、「肌影 02 」は「肌影」ではなく、「肌ベース」の方にクリッピングされていることになります。

■ 肌ピンク ■



 「肌影」の下に「肌ピンク」のレイヤーを作成、「肌ベース」にクリッピングして、エアブラシで肌にピンクを入れていきます。



エアブラシ濃度は大体5〜10の間を使います。



 ほっぺと唇、



 上乳、



 肘などにピンクを入れます。今回はありませんが、膝も同じようにします。
 私の好みは、あまり濃く入れすぎないことです。
■ 肌艶 ■



 「肌ピンク」の上に「肌艶」のレイヤーを作成、「肌ベース」にクリッピングして、肌に艶を入れていきます。
 艶は白で描いた方がエロくなるみたいです。









 大体上みたいな所に艶を描き込んでいます。
■ 着色 【肌】 完了 ■



艶を入れたところで、肌の着色は完了です。
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